こんにちは！　土地と造り手を感じる食事に寄り添う美しいワインをお届けする【オットーネ】です。当サイトへお越しいただきありがとうございます。

こちらのブログでは、イタリアワインにより親しみ、よりおいしく楽しみたいという方へ、産地や品種のさまざまな情報、造り手やワインのエピソード、レストランや食卓での楽しみ方などについてお届けしています。

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さて今回は、オットーネのワインをお取り扱いいただいているお店の紹介です！

今回お邪魔したのは、砂町のトラットリアLa Fade（ラ・フェーデ）。
お店のこだわりやストーリーについてじっくり教えていただきました♪

この記事はこんな方におすすめの内容です。
・砂町付近のおいしいワインと食事を楽しめるお店を知りたい方
・アットホームな雰囲気のイタリア料理店を知りたい方
・オットーネのワインとを飲むことができるお店を知りたい方
・ワインと料理のおいしい組み合わせのヒントが欲しい方

どうぞご覧ください。

砂町の人々に愛されるトラットリア

砂町商店街を抜けてすぐ、丸八通り沿いにあるラ・フェーデは、鮮度の良い旬の食材を生かした料理と、常時約300本もあるという厳選ワインを楽しめるアットホームなトラットリアです。

訪れたのは7月初旬のランチタイム。イタリアンポップスの流れる店内を見回すと、買い物帰りらしきマダム二人組や、一人ランチの方、記念日を祝う女性グループや御夫婦などがいて、各々リラックスして楽しんでいる様子。

「お昼からワインを飲んでちょっと贅沢できる店。ゆったりした気分で楽しんでもらいたいと思っています」そう話してくれたのは、オーナーの山崎泰直さんです。

山崎さんがかつて新宿のワインバーに勤めていた頃に料理人の奥様と出会い、独立して二人でこの店を始めることに。店名の由来は「フェデリング＝結婚指輪」。（Fedeはイタリア語で「信頼」などを意味します）夫婦二人三脚でスタートした店は、仲間も増え、昨年は現在の場所に移転をし、今年でオープンから８周年。

そうした背景もあってか、他のスタッフの方からも親身な温かさが感じられ、お店はとても居心地のよい雰囲気。お客さまの多くも、半径1km以内に暮らすリピーターの方々だそう。
「お客さまの声にひとつひとつ応えていきたいです」と山崎さん。地元の人々に愛され続けるのは、こうしたお客さまに寄り添う思いがあるからこそなのかもしれません。

ワインと料理をゆったりと

この日にいただいたのは、ランチAコース（前菜・パスタ・デザート・ドリンク付き）／\1800（税込）

なんと前菜は7種類！旬野菜をふんだんに生かした内容です。

パスタは「地鶏と長ネギのラグー・ビアンコ」
一見シンプルですが、しみじみと奥深さを感じる味わい。やさしい甘みと旨みは、シェフこだわりの野菜ブロードによるもの。さらに生姜、サルビア、ローズマリー、黒胡椒などのハーブとスパイス類が味わいに個性を与えています。

そして今回の料理に合わせていただいたのは、ヴェネト州にあるコルテ・セルマーナ社のLugana "Cromalgo"。白い花やはちみつ、柑橘系の香りに、生き生きとした酸とほどよいコクのある、フレッシュでフルーティーな味わいのワインです。

注ぎたては、フレッシュな香り・味わいとともに、7種類の前菜と「どれが合うかな～」と探るのが楽しく、また後半のパスタとは、ワインの酸とコクが、料理のスパイス感やブロードの染み入るようなおいしさとマッチし、素敵な相性でした。

最後のデザート「エスプレッソのパンナコッタ　アマレットゼリー添え」も、とっても美味でした。

 

こだわり・絆・思いの滲む空間

昼からちょっぴりいい気分とは、まさにこのこと！　もちろん、夜メニューも充実しています。

地元の人々に憩いの場として愛されるトラットリア。こだわりの料理やこの空間から垣間見えるのは、ご夫婦やスタッフの皆さんの絆と、お客さまへの思いでした。

砂町方面へお越しの際はぜひ訪れてみてください。

（取材・文：宮丸明香）