こんにちは。イタリア現地で愛されるナチュラル＆ピュアなワインをお届けする【オットーネ】です。当サイトへお越しいただきありがとうございます！

こちらのブログでは、イタリアワインにより親しみ、よりおいしく楽しみたいという方へ、産地や品種のさまざまな情報、造り手やワインのエピソード、レストランや食卓での楽しみ方などについてお届けしています。

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さて今回は、オットーネのワインをお取り扱いいただいているお店にお邪魔して、お店のこだわりや魅力をのぞかせていただきました。
料理とワインの組み合わせ例もご紹介しますよ♪　

この記事はこんな方におすすめの内容です。
・オットーネのワインと、おいしい料理を一緒に楽しめる場所を知りたい方
・ワインと料理のおいしい組み合わせのヒントが欲しい方

どうぞご覧ください。

和と洋の魅力を自由に楽しむお洒落なバル
Sakeria BANCO（サケリア・バンコ）

今回伺ったのは、2022年7月にオープンしたお洒落なワイン&日本酒バル【サケリア バンコ】。季節の食材を使用した「アテの盛り合わせ」などをはじめ、和と洋を融合した創作料理を楽しめるお店です。

合わせるお酒は、全国各地から仕入れた日本酒、厳選ワイン、自家製サワーなど、店主・浮嶋貴法さんこだわりの一杯。お得なちょい飲みセットや飲み比べサービスなどもあります。

神田駅、大手町駅にも近いため、おいしいお酒と料理が好きなオフィスワーカーの集いの場としてにぎわっています。

「型にはまらず楽しんでもらいたい」という思いで

▲店主の浮嶋さん。お酒と料理について楽しく教えてくれる。

浮嶋さんは気軽な雰囲気で楽しめるバルのスタイルが好きで、これまでにスペインやイタリア各地のバルを巡ってきました。現地のバルでは、その土地の郷土料理に限らず、フラットにさまざまな種類の料理を味わえることに魅力を感じたそうです。

その経験をもとに作り上げたのが【サケリア　バンコ】。
「サンセバスチャン（バスク地方）に日本酒バルを開いたら、こんな感じ」というのが店のコンセプトなんですって。おもしろいですね。

▲テーブルを彩るカラフルなイタリア陶器。

メニューの多くはイタリアンがベースですが、食材、調味料、調理法にアレンジを加え、ワインにも日本酒にも寄り添える料理を追求しています。
（例えば、マリネに使う調味料はワインビネガーではなく、米酢にするなど。）

また浮嶋さんはワインソムリエとSAKEディプロマの資格も持つお酒のエキスパートでもあり、お客様との会話を通して、好みや食べたい料理にぴったりのお酒を提案してくれます。

気楽で自由な雰囲気のなか、食べる人の好奇心をくすぐる工夫の詰まった料理で、お酒と料理の組み合わせの楽しさを味わえるのは、
「型にはまらずに楽しんでもらいたい」という浮嶋さんの思いがあるからこそ、なのです。

おすすめアッビナメント 
鴨もも肉の白いミートソース キタッラ×Rosso Toscano

▲ボリューム満点！　鴨もも肉の白いミートソース キタッラ

今回は「鴨もも肉の白いミートソース キタッラ」と、パレンティーニ社のRosso Toscano（1500ml）を合わせていただきました。

このメニューは浮嶋さんがローマのバールで食べた思い出の味を再現したもの。骨付きの鴨もも肉を、タイム、ローズマリー、白ワインにマリネしたのち、ローリエ、香味野菜のソフリットと共に煮込みます。

香草の奥行きのある香り（でもスパイシーさは控えめ）、しっとりとした鴨肉の旨味に食欲がそそられます。さらにもちもちのキタッラとジャガイモのダブルパンチとくれば、食いしん坊も唸る食べ応え！

ここに寄り添うトスカーナ・ロッソ。サンジョヴェーゼ100％でフレッシュな果実味とまろやかな酸ときれいなタンニンで、心地よく下支えをしてくれます。

このワインを何度もリピートいただいている浮嶋さん、
お気に入りの点としては、
・造りのナチュラルさが香りや味わいから感じられること。
・マグナムらしく、抜栓後の変化も穏やか。
　ゆえに、ヘタらずに最後まで使いきることができる。
・それでいてコスパもいい！
と挙げてくださいました。

背の低いグラスでのサーブも、気兼ねない雰囲気でいい感じですね。料理とワインを行ったりきたりしながら、最後まで飽きることなくいただき大満足でした！

都心の仕事帰り、「おいしいワインや日本酒と料理を、肩肘張らずに楽しみたい」そんな時にふらっと立ち寄りたくなるお店です。ぜひ足を運んでみてくださいね。

浮嶋さん、楽しいお話とおいしいごちそうを、どうもありがとうございました！

（取材・文：宮丸明香）