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オットーネ通信(第7回)

いつもオットーネのワインをお取り扱い頂きありがとうございます。

毎回1銘柄に焦点をあててお伝えしていくオットーネ通信。
弊社のワインをより深く楽しみ、親しんででいただけるよう、お届けしたいと思います。

第7回にピックアップするのはこちら。

Mario Costa(マリオ・コスタ)社

Nebbiolo d'alba superiore CIANIN DA STIVA D.O.C.
(ネッビオーロ ダルバ スーペリオーレ チャニン ダ スティーヴァ)

 

ピエモンテ州ロエロ地区のカナーレにあるマリオ・コスタ社。
豊富なラインアップが同社の魅力の一つですが、中でもスーペリオーレのラインは、質の高さはもちろんのこと、ワインのストーリー性が色濃く滲んでいて、面白く感じます。
例えるなら "おばあちゃんが話してくれる昔話" そんなイメージです。

今回は、マリオ・コスタの創始者である曾おじいさんを巡る物語と共に、チャニン・ダ・スティーヴァについて紹介していきたいと思います。

ワインに映し出される曾祖父の面影

「このワインは、家族の強い思いから生まれた賜物です」
兄と共にマリオ・コスタの4代目を担う弟ルカさんは、そう語り始めました。

「チャニン・ダ・スティーヴァ」とは、「ストーブのチャニン」という意味で、1952年にこのワイナリーを起こした曾祖父セバスティアーノ・コスタさんのニックネームのことです。

当時この町では、コスタという苗字が多く、人々はニックネームを付けて呼び合っていました。

ブドウ畑での仕事から戻ったセバスティアーノ(チャニン)さんは、いつも決まって、暖炉に背を向けて座り、パイプに火をつけて、体を温めていたのだそう。
そんな曾祖父の姿を思い出しながら、生み出されたこのワイン。
使用するブドウは、1956年に彼が息子のジュゼッペと一緒に最後に購入した、ぺチェットの畑のネッビオーロです。

曾おじいさんをたたえるコスタ家の気持ちが、このワインに込められているのです。

困難に耐えて育った樹齢25年のネッビオーロ

チャニン・ダ・スティーヴァのブドウを栽培しているぺチェットの畑は、標高320m地点にあり、東南西向きに広がる劇場型をしています。
1994年に植え替えを行っているのですが、実はその直後の11月、ロエロ地区で大洪水が発生。
所有する別の畑は被害にあったものの、ぺチェットの畑は幸いにも大惨事を逃れ、樹齢は25年になりました。

こうしてたくましく育ったネッビオーロは、毎年10月中旬に収穫され、ステンレスタンクでの醗酵、15日間のマセラシオン、10hlのスロヴォニア産オーク樽で24ヵ月熟成、さらに瓶内で6ヵ月熟成してゆきます。

仕上がったワインの味わいは、カシスやイチゴ、ラズベリーなどの香りに、バニラのような繊細なタンニンと綺麗な酸味が備わり、バランスがよく親しみやすい印象です。
重すぎないので、肉のラグーのパスタや、ウサギやジビエなどの素材の風味をシンプルに味わう料理と楽しんでみてください。
互いのおいしさがより引き立ちますよ。

自分たちの生まれ育った場所を大切に

マリオ・コスタ社は、この土地ならではの品種だけを使用し、ワインを造り続けています。それは土地がもたらしてくれる、 古くからある産物と、それを生み出し続けることに誇りを持っているから。

最後に、ルカさんがイタリアの詩人ジョバンニ・ヴェルガ氏の言葉を借りて、その心を教えてくれました。

「“ideale dell’ostrica” 牡蠣の夢(理想)
岩にぎゅっとしがみついている牡蠣のように、自分の育った土地、家庭、畑を大切にしながら生きることが大切。
豊かな歴史があり、多くの苦労を経験してきた、私たちの動じない畑。
そこから唯一無二のワインを生み出すことで、私たちはロエロを世界に向けて発信し、多くの人に伝えていきたいです」

ロエロの地に足をつけて力強く生きる家族の姿、その背景にある物語を感じながら、このワインを味わっていただければ嬉しいです。

★今回ご紹介した内容を、ルカさんが日本語訳付きのスライドショーに仕立ててくれました(涙)
畑への愛とコスタ家の絆が伝わってくる一本です。ルカさんGrazie mille!

ワイナリー:マリオ・コスタ
原産:ピエモンテ州/クーネオ県カナーレ
品種:ネッビオーロ100%
内容量:750ml
アルコール度数:14%
タイプ:赤
参考上代:3,600円

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イタリアワイン専門インポーターのオットーネ

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