オットーネ通信(第13回)チャレンジ精神が生んだパレンティーニの100%カベルネ・ソーヴィニヨン
いつもオットーネのワインをお取り扱い頂きありがとうございます。
お正月も過ぎ、皆さん1年を新たな気持ちでスタートしていることと思います。
そんな皆さんへ、今年はじめのオットーネ通信でお届けしたいのがこちらの一本
Tenuta Parentini(テヌータ・パレンティーニ)社
パレンティーニはトスカーナのエンポリで1972年に創業したワ
現当主で2代目のリッカルドさんは、伝統を大切にしながらも、
このサンフリアーノもそんなリッカルドさんの挑戦によって生まれ
パレンティーニの新時代を築くカベルネ・ソーヴィニヨンの存在
エンポリの地域は古くからワイン生産が行われてきた土地でしたが
そんな中、父親が新しいブドウ畑を作ることに。リッカルドさんがまだ農業大学で醸造を学んでいた時期でした。
「この時に私は彼に5列のカベルネ・
父の同意を得て栽培を開始。
カベルネの生むワインの力強さと奥深さに感銘を受けた彼らは、この品種を入念に研究。
そして2008年、1ヘクタールの畑にカベルネを植えることを決めました。
畑のある丘にちなんで「サン・フリアーノ」という名が付けられたのです。
伝統・探求心・柔軟な思考から生まれたパレンティーニらしさ
パレンティーニでは、ブドウの栽培において「コルドーネ・
トスカーナの伝統的かつ一般的な仕立て方で、基底芽(
メリットとしては、
・高密度で植えることができる(1haにつき5000本)
・列の中央に沿って規則的に育つので作業しやすい
・太陽の光がよく当たる
・房の量や質のバランスが良い
といったことが挙げられます。
カベルネ・ソーヴィニョンの主な特徴は、
重さはサンジョヴェーゼの約半分、平均120gです。
そのため糖分やフェノール類(タンニンとアントシアニン)
果実が成熟するのは、
発酵は長めの3~4週間。アルコール含有量が13.5〜14%
カベルネの熟成には樽を用いるイメージが強くありますが、
こうしてパレンティーニスタイルのカベルネが完成するのです!
カベルネの力を改めて感じさせる、 ふくよかで奥深いアロマとコク
それではできあがったサン・フリアーノをいただいてみましょう!
熟した赤いベリーの甘酸っぱい香りが広がります。
口に含むとスパイシーさとコクが調和し、
飲み応えのある、力強い風格を持った味わいです。
赤身の肉やジビエを使ったシチューやロースト、
トスカーナの郷土料理ならローストビーフ・アッラ・
彼のワイン造りからは「自分の良いと思ったことを信じる」
それでいて決して自己満足には陥らない。
自分の道を信じて進んでいくためにも、研究を怠らず、
よりよいものを目指してしなやかに変化しているのが、
サン・フリアーノを味わって、
(文:宮丸明香)
ワイナリー: テヌータ・パレンティーニ
原産:トスカーナ州/フィレンツェ県
品種:カベルネソーヴィニョン100%
内容量:750ml
アルコール度数:13.5%
タイプ:赤
参考上代:2,700円(税別)
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