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オットーネ通信(第22回)ガルダ湖の美しさと祖父への思いが生んだルガーナワイン

イタリア現地で愛される、

ナチュラル&ピュアなワインをお届けする【オットーネ】です。

 

気が付けば夏目前ではありませんか!!

がんじがらめの状況から抜け出して、こんなところへバカンス、行きたいなぁ……

ここはヴェネト州ガルダ湖の畔です。

本日ご紹介するのは、この美しい湖畔で生まれ、5月に日本へ届いたばかりの、透き通るような美しい味わいを持ったルガーナワインです。

Corte Sermana(コルテ・セルマーナ)社

このワインと出会ったのは新しい取引ワイナリーを検討していた昨年秋のこと。

イタリアのスタッフから数社のサンプルを送ってもらった中、「これだ!!」と満場一致したのがこのワインでした。

一方、当主のフィリッポさんも、実は随分前から日本に輸出したいと考えていたそうです。なぜならば・・・ルガーナの白ワインは和食、特に魚と相性が良いと思っていたから。そして日本のワイン好きの方々はワインの質(白ワインにおいては、ルガーナが持つようなフレッシュさやエレガントさ、繊細さなど)をよく理解してくれるから。
そんな互いの期待が込められて日本へとやって来たルガーナ"クロマルゴ"の魅力をお届けしたいと思います。

祖父の記憶を留めるために

「祖父の姿をワイン造りを通して記憶に留めておきたいと思ったのです」

フィリッポさんはまず、コルテ・セルマーナ誕生のエピソードについて語り始めました。

祖父トンマーゾさんは1940年に大変な苦労をして土地とブドウ畑を購入し、現存する有名な生産者で近隣にあったゼナート社に栽培したブドウを販売していました。その後はフィリッポさんの父と共にレストランに販売するためのホロホロ鳥をブドウ畑で飼育するようになります。(現在では飼育は行っていませんが、社のシンボルマークとして描かれています)

家業を興し働いてきたトンマーゾさんは、2000年、その生涯を閉じます。この時フィリッポさんと弟のニコロさんは、この土地と畑の名前を冠したワイナリーを立ち上げようと決意を固めます。

2000年から2004年にかけて、フィリッポさんとニコロさんはフランス、ロワール(川左岸の白ワイン銘醸地)のサンセール地方に出向きました。偉大な白ワインはどのように生まれるのかを、また、栽培や良い醸造について学ぶためです。

フランスでのワイン修行を経て帰国。そして2009年、ついにコルテ・セルマーナ初のリリースとなる「クロマルゴ」が完成!

「クロマルゴ」とは、フィリッポさんの付けた造語で、Crom=古代ギリシャ語で“色”、Algo=“湖”の意味。 朝と夕に、ワイナリーから眺めたガルダ湖の美しい色を思いながら名付けたのだそうです。現行ヴィンテージの「クロマルゴ2019」は記念すべき生産10周年のワイン! さらに幸運にも2019年はルガーナの当たり年でもあるのです。

ルガーナ屈指の畑セルマーナから最高品質のトゥルビアーナ100%ルガーナを生み出すために

フィリッポさんの哲学は、トゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ)100%で素晴らしい白ワインを造ることです。

コルテ・セルマーナはこの「セルマーナ」のブドウ畑をもつ唯一の生産者であるため、単独所有「モノポール」であると言えます。彼はルガーナDOC地区の中でも特に歴史的価値のあるこの「セルマーナ」の小さなブドウ畑のテロワールを表現したワインを造りたいという強い思いから、トゥルビアーナ100%でのワイン造りを実践し続けています。(ワイン法ではルガーナDOCは10%まで他の白ブドウを使うことが許されています。)

畑は湖のすぐ側に位置するため、湿度のある気候と塩分とミネラルが豊富な土壌であることが大きな特徴です。

今日ではワインに糖を残すのがブームで、キレの少ない甘口のルガーナが多く市場に出回っていますが、フィリッポさんはその状況を一歩引いた目で見ているようです。

「本来、甘い白ワインは淡水魚にも海水魚にも合いません。 コルテ・セルマーナが目指しているのは、食卓に合う辛口のワインです」

そのためには、最高品質のトゥルビアーナが必要となります。こうした思いから、コルテ・セルマーナでは畑仕事(栽培)にかなりの時間を費やしているのです。

基本的には有機農法での栽培。一本のブドウの樹には、わずかな実しかつけさせず、樹の列の間の雑草は刈り取らずに、自然に逆らうことなく栽培を行っています。

剪定はプーサール方式でのギュイヨー仕立て(ギュイヨー・プーサール)を採用。 この方法を用いると、葉は太陽光を取り込みやすく、ブドウがよく熟し、さらにはブドウの樹も長く生きられるのだそうです。 収穫は100%手作業で、ブドウの房を潰さないように小さなケースで行います。

ワイナリーでの醸造は、全工程において酸素と接触することなく行われます。 温度管理されたステンレスタンクでの発酵、酸を生かすためマロラティック発酵は行いません。 その後はステンレスタンクの中で7~8ヶ月間熟成。 毎週タンク内のワインの試飲をし、どのように変化しているかチェックも怠りません。 翌年毎年5月か6月にボトリングを行い、市場へ送り出す準備を整えます。

清潔でみずみずしい味わいが料理の味わいを引き立たせる

いただいてみると、柑橘のようなフルーティさと白い花のような甘さを感じる明るい香り。美しい酸とミネラルの引き締めも心地よく、とてもみずみずしくクリアな印象のワインです。

特によく合う食材と料理はこちら。

・ガルダ湖の淡水魚のグリルやオーブン焼き(カワカマス・テンチ*ヨーロッパ産コイ科の淡水魚・ラヴァレッロ*サケ科・ペルシコ*スズキ科の淡水魚・湖のイワシ・ウナギ)

・Risi e bisi (グリンピースのリゾット)

・Risotto con gli Asparagi (アスパラガスのリゾット)

・formaggi freschi di latte di capra o di vacca (ヤギまたは雌牛のフレッシュチーズ)

そして寿司や天ぷらなど、和食との組み合わせもとってもおすすめです。

日本人の食べなれたものとの組み合わせをしやすく、飲み疲れも少ないので、とにかく「これがあると安心」と思わせてくれるような一本です。

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「コロナ禍が明けたら、日本に行って和食との相性を確かめたいです! 日本の方々から相性の良い料理の組み合わせについてご意見をいただけると嬉しいです」とフィリッポさん。

心から「Welcome!!」と両手を広げて歓迎できる日が来ることを楽しみに、今は皆さんの声を届けながら待っていたいと思います。ご賞味いただいた際には、ぜひ感想をお寄せください。

(文:宮丸明香)


ワイナリー:コルテ・セルマーナ
原産:ヴェネト州/ルガーナ
品種:トゥルビアーナ100%
内容量:750ml
アルコール度数:12.5%
タイプ:白
参考上代:3,080円(税込)(税別2,800円)

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